こんにちは、Megです。
私は現在、47都道府県を全制覇しようと旅しています。
先日訪れたのは、まだ行ったことのなかった新潟県です。これで38県目、残り9県になりました!
車を使わず、電車とバスだけで巡るスタイルなので、同じように「車なしで新潟を旅したい人」の参考になるよう、実際に周ったモデルコースを紹介します。
長岡・弥彦・新潟の3エリアを2泊で巡ったルートなので、ひとり旅や週末旅行にもおすすめです。
車なし新潟旅行の回り方
新潟県内はエリアごとに距離があるため、車がないと移動がしづらいです。
新潟県の海岸線の長さは、なんと九州を縦断する距離とほぼ同じ、約330kmもあるんだそうです!
今回私は、電車やバス、徒歩で周れるような観光スポットを調べて旅程を組みました。
1日目:長岡観光(長岡泊)
2日目:弥彦観光(新潟泊)
3日目:新潟市内観光
電車やバスの本数は少ないものの、タクシーは一度も使わずに満足の行く旅ができました。
それぞれのエリアで訪れたスポットと、交通手段を紹介します。
長岡で訪れたおすすめスポット
新宿から高速バスに乗り、最初に到着したのは長岡駅でした。
街のいたるところにある花火モチーフの装飾や、雪国ならではの地面の茶色い錆が印象深かったです。
生姜ラーメンといえば!青島食堂

新潟県のグルメ『生姜ラーメン』ですが、こちらの青島食堂さんが元祖と言われる人気店です。
空いている時間帯でもお客さんは途切れず、ラーメンを作るあざやかな手捌きに釘付けになりました。
生姜の効いた旨み満点の醬油スープは、思ったよりもクセがなく食べやすかったです!

吉乃川 酒ミュージアム 醸蔵(じょうぐら)
続いてお酒のミュージアムへ行きました。日本酒・味噌・醤油蔵が軒を連ねる醸造の町、摂田屋エリアにあるのですが、街並みの雰囲気もいい感じです。
吉乃川の歴史や、酒造りについて知ることができる展示、立ち飲みスタイルのSAKEバー(ノンアルメニューあり)、酒造り体験ゲームなどがあり、お酒が飲めないドライバーの方やお子様も利用できます。

展示を見ていて、こうしたところからNHKの朝ドラの題材に選ばれるのかな、なんて考えるなどしました。
日本酒飲み比べができる!ぽんしゅ館 唎酒番所
酒ミュージアムではラストオーダーの時間を過ぎていて飲めなかったので、長岡駅のぽんしゅ館へやってまいりました。

500円でおちょことコイン5枚をもらい、100種類以上の中から最大5杯分の唎酒を楽しめます。
種類が多くて迷ってしまいますが、壁にランキングやおすすめが書かれているので、参考になります。直前に伺ったミュージアムの、吉乃川もありました。

日本酒はそこまで得意ではなかったのですが、こちらで飲んだものは全て美味しかったです。最終的に500円を追加して、10杯分も飲んでしまいました。
ちなみに新潟駅でもぽんしゅ館の唎酒番所に立ち寄りましたが、長岡駅の方が混雑が少なく落ち着いていただけました。
長岡観光の拠点にしたのは、駅から近いゲストハウス「長岡街宿」。清潔感があって一人旅にちょうど良い宿でした。詳しい宿泊レビューは別記事でまとめています。
→ 長岡街宿の宿泊レポ(※現在準備中!しばしお待ちください!)
今回は行けませんでしたが、長岡戦災資料館も近くにありました!
弥彦で訪れたおすすめスポット
弥彦には、長岡駅から電車を乗り継ぎ向かいました。新幹線もありますが、在来線でもスムーズに行けば1時間ちょっとで着きます。
電車の窓から一面に広がる田んぼが見えて、日本の夏らしい風景に癒されました。
弥彦に着いた瞬間からスマホの電波が悪くなったのと、電車やバスの本数が限られているので、帰りの交通機関と時間は事前に調べておくと良いかもしれません。
彌彦神社

越後一宮として知られる、由緒ある神社です。自然に囲まれた参道が心地良く、境内は神聖な雰囲気が漂います。
こちらでは参拝の仕方が特殊で、「二礼四拍手一礼」でお参りします。
理由としては諸説ありますが、より丁重に御神前を拝する心を表す作法と考えられているそうです。

彌彦神社を検索すると「やばい」「怖い」などと出てくることが多く、行くか迷っていたのですが、ぜひ訪れるべき素敵な場所でした!
絶景!弥彦山ロープウェイ

こちらが今回の旅の中で、1番好きだった場所かもしれません!
ロープウェイの中ではガイドさんによる説明があり、絶景と笑いの楽しいひと時でした。街中にある大鳥居を、上空から探すコツを教えてもらえます。

山頂からの日本海や、越後平野の景色は必見です。天気が良くて空気が最高でした。弥彦まで来た際は、絶対に立ち寄りたいスポットです。
弥彦山ロープウェイへのアクセス:
彌彦神社からロープウェイ駅行きの無料シャトルバスあり、彌彦神社から徒歩でも約10分
門前町散策
帰りの電車まで時間があったので、門前町を散策しました。

おもてなし広場という道の駅のような、フードコートのような施設があり、そちらでお昼ご飯をいただきました。
定食、海鮮丼、うどん、フルーツサンド、クレープなど、困らないラインナップです。飲食店の他に、農産物直売所や、足湯・手湯もあるので、結構楽しめました。

駅前にも足湯があり、旅の疲れを癒してくれます。電車待ちにもぴったりでした。
新潟市内で訪れたおすすめスポット
新潟駅周辺はバス移動を中心に周りましたが、場所によっては本数が少なかったので、シェアサイクル、レンタサイクルでまわるのも便利そうです。
無料で酒蔵見学もできる!今代司酒造

新潟駅から歩いていける距離に、今代司酒造の趣ある酒蔵があります。
なんとこちらは、予約すれば無料で酒蔵見学ツアーに参加できるのです!私は当日にふらっと立ち寄ったため参加できませんでしたが、見学を終え満足そうに出てこられる人の姿を見かけました。
お酒づくりはもちろん、新潟や沼垂地域の歴史についても学べるそうで、次に新潟に来る時は絶対に参加したいと思いました。
テイスティングは予約不要で楽しめて、無料テイスティングなら甘酒2種と季節のお酒1種が試飲できます。プレミアムテイスティングなら1人1,000円で10種類以上のお酒を一杯ずついただけます。

販売されているグッズには、御朱印帳ならぬ『御酒印帳』なんてものもありました。お酒のラベルを貼ってコレクションするようですね。
プリンやソフトクリームも販売されており、イートインも可能です。
沼垂テラス商店街

レトロな長屋を商店街にした、なんとも懐かしい街並みです。この『ぬったり』という地名の響きも、すごく可愛くないですか?(笑)
大通りではないものの、カフェや雑貨、ヴィンテージレコード、アトリエ、など幅広いジャンルのお店が並びます。
各店舗の営業日時が異なるため、営業しているお店の多い金曜・土曜がおすすめなんだそうです。私が行った日も、閉まっているお店は結構ありました。
Befcoばかうけ展望室

夕方からは朱鷺メッセの近くにある、Befcoばかうけ展望室へ行きました。こちらは朝から晩まで、誰でも無料で入場できる施設です。
信濃川が流れる新潟市街はもちろん、日本海、佐渡島、五頭連峰などの景色を一望できます。
日の入りの時間を調べてこちらに来たのですが、ここから見られる夕日は、地平線ではなく、佐渡島に沈んでゆくんです。

夜景も綺麗だと思うので、暗くなるまで待ってもいいかもしれません。お土産屋さん、カフェなどが同フロアに併設されているので、利用して時間を潰すこともできます。
まとめ
以上、車なしでまわった、長岡・弥彦・新潟市内の観光スポットでした。
場所によっては、バスに系統の番号が付いていなかったり、乗換案内で電車のホーム番号が出てこなかったり、土地勘がないため少し手こずりました。
やはり新潟旅行は、車があるに越したことはないですね。
そして、私の47都道府県制覇チャレンジはこれで38県目。残り9県も、この調子で楽しみながら達成していきたいと思います!