こんにちは、Megです。
私がカナダに来てから、日本で1番恋しいものと言えば、真っ先に”湯船”を思い浮かべます。

なんとなく疲れがとれないと、最近湯船に浸かっていないせいかも?とよく感じていました。
日本でも岩盤浴やスーパー銭湯、足湯などに行くのが趣味でした。都内近郊なら、新宿のテルマー湯と埼玉県飯能市の宮沢湖温泉がお気に入りです!
バンクーバーに来て、雨ばかりで気が塞いでいた時に、『サウナならカナダにもあるかなぁ』と思い調べていたところ、韓国スパがあることを知りました。実際に行ってみたら、まるで日本の岩盤浴施設のようで、すっかり癒されてしまいました!
本日はバンクーバーのコキットラムにある、【JJ Family Spa】というスパ施設について、体験ベースでシェアしたいと思います!
※本記事は2022年に実際に訪れた体験をもとにしていますが、施設の情報は2025年5月時点で公式サイトを参照し、最新の内容に更新しています。

チムジルバンとは?
韓国で人気のチムジルバンとは、日本で言う”健康ランド”のような場所です。
大浴場、サウナ、岩盤浴、アカスリなどがある温浴施設のことですね。基本的にはタオルや館内着が基本料金に含まれているので、手ぶらで行って楽しむことができます。
JJ Family Spaは、カナダBC州で唯一の、韓国式浴場とサウナを提供するスパです。
アースルーム、チャコールルーム、ソルトルーム、サウナ、ホットタブ、水風呂、シャワーを備えています。
入館料
まず事前にチケットをオンラインで購入していく必要があります。公式サイトの『APPOINTMENT』のところから時間を選び、カード決済でチケットを購入します。
2025年5月現在、予約は不要となりウォークインで利用可能になっています!
25ドルの入館料で、施設を3時間利用でき、Wi-Fiと駐車場は無料です。入館料には以下のものが含まれます。
- 岩盤浴用の館内着
- タオル(小)2枚
- ロッカーキー
都内の岩盤浴では時間制限が100分や120分などのところも多く、時間無制限だとこちらの倍近い値段になると思います。3時間もあれば焦らずに楽しむことができ、かなりコスパが良いですね!
JJ Family Spaの施設紹介
大きく分けて、以下の2つのゾーンに分かれています。
男女共有の岩盤浴ゾーン
- アースルーム
いわゆる岩盤浴のお部屋です。元々床にゴザのようなものが敷いてあるので、床にはタオルを敷かずにそのまま利用します。汗を拭く用のタオルだけ持って入りました。
- チャコールルーム
温度的には涼しく、寝転んでリラックスするためのお部屋といったところでしょうか。炭にはいろいろな効能があるようで、壁の至る所に炭が使われ、懐かしいような香りがします。
- アイスルーム
名前の通り、クールダウンするためのお部屋です。
- ラウンジ
テレビがある休憩スペースとなっており、唯一のスマホ可のゾーンです。
これらのエリアは男女一緒に入れるので、カップルにも良いと思います。
男女別の温浴ゾーン
- ソルトルーム
岩盤浴の塩バージョンといった感じです。塩は新陳代謝を高め、疲労回復に役立つのだそうです。床に塩の上からマットが敷いてあり、部屋全体が暑くなっています。
ソルトルームでは、岩盤浴着の着用が必須です。また、こちらの部屋だけ場所が少々わかりづらく、ロッカーから浴場に行く途中にあります。
- ドライサウナ
室温約82℃、湿度約25%の環境は、サウナ初心者にも入りやすいです。
- スチームサウナ
ドライサウナがきつく感じる方は、スチームサウナの方がおすすめです。
- 水風呂
- 洗い場
- ホットタブ
ホットタブは、壁についてるタイマーを回すと、ジャグジーになります。
ソルトルームは館内着を着用、それ以外のエリアは水着可です。水着は強制ではないので、着用していない人もいました。全体的にひとつひとつが小さめでこぢんまりしています。
その他館内設備
浴場内にシャンプーやボディーソープなどは設置されていませんでした。女性更衣室内にも化粧水などはなく、ドライヤーが1台設置されています。(2022年9月現在)
公式サイトによると、石鹸、ボディーソープ、スクラブミトン、美容マスク、シャンプー、コンディショナーは販売があると記載があります。
フロントで飲み物の購入も可能です。シッケやボンボンが置いてあるところに韓国らしさを感じますね。

その他、マッサージやエステ、鍼治療も受けられるようです。カフェも併設されています。
正直な感想
清潔感があり、コスパが良くて、総合的に大満足な施設です!
混み合っていなかったので、3時間では十分すぎるほど満喫できました。私は2回行ったことがありますが、2回とも3時間では時間が余るほどでした!
日本の健康ランドを想像して行くと、小さくてがっかりするかもしれません。例えば日本の岩盤浴なら、温度や石が違うものが数種類あるのが普通かと思います。こちらの施設では1種類ですが、私は特に気になりませんでした。
あとは日本の温浴施設でよくある”漫画読み放題”のようなものはありません。手持ち無沙汰にならないように、ご自身で本を持っていかれるのも良いかもしれません。
私はなにより、数ヶ月ぶりの湯船に感動して泣きそうになりました。溜まっていた疲れもとれますし、安眠できるので定期的に通いたいと思います!
アクセス
JJ Family Spaがあるコキットラムは、スカイトレインのゾーン3に位置しています。私はホームステイがコキットラムのお宅だったので馴染み深い方ではありますが、このスパの存在は知りませんでした。
ミレニアムラインのコキットラムセントラル駅からR3のバスで数分です。駅から徒歩でも10分程度です。
施設の正面が道に面していないので、この看板が目印です。

▼公式サイト
まとめ

以上、バンクーバー近郊の韓国スパ施設、JJ Family Spaでした。カナダでチムジルバンに気軽に行けるなんて、さすが移民の国という感じがしますね。
夏が終わりレインクーバーに入って、野外でのアクティビティが出来ない時の選択肢としてもアリだと思います!疲れが溜まっていると感じたり、安眠出来ていなかったりした時に、試してみてはいかがでしょうか。