こんにちは、Megです。
突然ですが、ナナイモバーというスイーツはご存知でしょうか?
『ナナイモ』という名前からはどこか日本っぽさを感じてしまいますが、カナダの代表的なお菓子です。
今回はカナダの人々が大好きな【ナナイモバー】についてシェアしてきます。
ナナイモバーとは?

ナナイモバーは、カナダブリティッシュコロンビア州の『ナナイモ』という地名にちなんで名付けられました。
上の写真はバーが2段重ねになっていますが、綺麗な3層からなる、クリーミーなチョコレートのバーデザートです。
ナナイモバーの起源はハッキリしていないようですが、1950年代には既に作られており、以降カナダ全土に広がって、今ではカナダを代表するスイーツのひとつとなっています。
ナナイモってどこ?
ナナイモはビクトリアがあるバンクーバー島にあります。海と丘に囲まれたハーバーシティであるナナイモは、ビクトリアに次いで島第2の都市です。
バンクーバーからも、フェリーなどで日帰り旅行できるような位置関係です。
実はナナイモは、埼玉県さいたま市と姉妹・友好都市提携を結び、交流を行っています。しかし『ナナイモ』という日本語のような響きの名前は日本と関係なく、カナダ先住民の方々の言葉からきているとのことでした。
ナナイモには『ナナイモバートレイル』という食べ歩きのルートがあり、様々なバリエーションのナナイモバーを巡ることができるらしいです。ナナイモバーファンは気になるところですね。
▼Nanaimo Bar Trail – Tourism Nanaimo
ナナイモバーは何でできてる?

横から見ると3層になっているナナイモバー。それぞれ何でできているかご存知でしょうか?
ナナイモの公式サイトには、ナナイモバーのレシピまで載っています。他にも色々な作り方があるようですが、今回はこの基本のレシピに沿って解説していきます。
①ボトム(下の層)
→砕いたグラハムクラッカー、ココアパウダー、ココナッツ、ナッツ、バター、卵などを混ぜて作る、しっとり&ザクザクした食感の層。
②ミドル(真ん中の層)
→ バター、生クリーム、粉砂糖、バニラカスタードパウダーで作る、甘くてなめらかなカスタードクリームの層。
③ トップ (上の層)
→溶かしたチョコレートとバターを合わせて冷やした、チョコレートコーティングの層。(もしくはチョコレートガナッシュ)
ナナイモバーという名前からは何が入っているか予想できませんが、この3層が絶妙に組み合わさって、濃厚なクセになる味になっています!
どんな味?
味を一言で表すと、『とにかく激甘!!!』と言いたくなってしまうほどの甘さです。初めて食べた時は、その甘味が何よりも勝ってしまって、味がよくわからないほどでした。
後にカナダの食べ物の甘さに慣れて、今では逆に塩味を感じるようになりました。
『ココナッツがアクセントの、ずっしり系チョコレートバー』といったところでしょうか。

カナダのスーパーでは、ナナイモバーのベイキングミックスも売られていました。焼いて作るタイプのものもあるのですね。
どこで買える?

ナナイモバーは身近な存在で、ブリティッシュコロンビア州以外でもスーパーやカフェなどで手軽に購入できます。
バンクーバーなら空港やグランビルアイランドで、『Northern Bars』という箱入りのナナイモバーも購入できます。パッケージが可愛くて、お土産にしたくなりますね。
▼Northern Bars | Premium Nanaimo Bars | Made in BC
バー以外にも?
たまにナナイモバー味の製品に出会うことがあったので、ここでいくつかシェアします。
他の食品にフレーバーをつけてしまうくらい、ナナイモバーがカナダ人に愛されているのがわかりますね。

こちらはスーパーのお菓子コーナーで見つけた、『Aero』チョコレートのナナイモバー味です。カスタードが強めで、プリンのような味でした。

こちらはリカーショップで見つけた、ナナイモバー味のお酒です。チョコレート、バニラ、ココナッツ、グラハムなどの風味が感じられる、クリームリキュールです。
また、ドリンクやアイスクリームなども、多くのナナイモバー味が発売されています。カナダのマクドナルドでは過去に、マックフルーリーのナナイモバー味も出たんだそうです。
まとめ
以上、カナダの人々に愛されているナナイモバーについてでした。
私は当初、甘すぎて好きではなかったのですが、何度か食べるうちに気になる存在になっていました(笑)
甘党の方でも甘いと感じると思いますが、もし見つけたらトライしてみてください!