こんにちは、Megです。
先日沖縄旅行をした際、帰宅後にスーツケースの破損に気付きました。
何年か使ったスーツケースだったので、航空会社へ連絡すべきか迷いましたが、申請したことで補償してもらうことができました。
この記事では、実際のやりとりを時系列でまとめつつ、注意点や気づいたことをシェアします!
フライトとチェックイン時の状況

- 利用日:2025年3月
- 区間:沖縄(OKA )→ 東京(HND)午後便
- チェックイン:セルフ対応(カウンター無人)
沖縄旅行から自宅方面に帰ってくる便でした。
「セルフチェックインだったために、荷物の状態が記録されておらず補償されないケースがある」と聞いたことがあり、不安でした。
私もセルフチェックインでしたが補償していただけたので、破損状況や程度なども含め、ケースバイケースなんだと思います。
破損に気づいたのは帰宅後
帰宅して荷物を全部出し、スーツケースを片付けようとしたところで異変に気付きました。
ハードタイプのスーツケースの表面が、7~8センチ四方で割れていて、押すと穴が開きそうなへこみが…。


軽い破損なら使い続けようかと思いましたが、「もう次は使えないかも…」と諦めざるを得ないレベルでした。
補償の流れ
数日に渡ってANA側とメッセージのやりとりをしたので、補償手続きの流れを時系列に沿ってシェアします。
基本的にANAからの連絡はメールで届きます。URLより補償サイトに誘導されて、補償番号などでログインし、確認事項に了承します。何か伝えたいことがあれば、備考欄に入力するようになっていました。
3月4日(搭乗日の翌日)
- ANA公式サイトの手荷物破損フォームから連絡
破損に気付いた翌日に、初めてANAにコンタクトをとりました。最初の段階で、スーツケース全体の写真と、破損部分がわかるような写真の添付を求められました。
その日のうちに破損手荷物報告書作成の案内が届き、内容を確認。
確認後すぐに「スーツケースのメーカー」と「購入価格」の入力フォームも届きました。メッセージの返信はとても早く、夜中にも返信が届くほどスムーズでした。
3月5日
- ANAで修理を行う旨の案内が届く
昨日送った写真でスーツケースの破損状況を確認されたようで、ANA側で修理をしたいと申し出がありました。同意の操作をすると、続けて送り方などの案内が届きました。
- 佐川急便の着払いで、鍵をかけず中身を空にして送るよう指示あり
- 修理期間の目安は1ヶ月〜1ヶ月半
- スーツケースの貸出し希望も選択可(私は希望せず)
送り先としていただいた住所は、ANAと提携している工房のようでした。
3月8日
- 佐川急便にてスーツケースを発送
佐川急便のWEBサイトで集荷予約をすれば、伝票情報を事前入力できるので、送り状は不要です。
私は事前に営業所へ行き、スーツケースカバーを231円で購入しました。大きさは(たて)320×(よこ)710×(高さ)840のワンサイズです。
というのも、佐川急便の場合はスーツケース用の透明な伝票ケースがありません。スーツケースに直接伝票を貼るのが嫌だったので購入しましたが、その点は特に指示がなかったので戸惑いました。
▼【佐川急便】旅行・レジャー|マテリアル販売サポート|宅配・配送サービス
3月11日
- 修理業者より「修理不能」との回答
- 補償金を支払う旨の案内が来る
修理できるかもと淡い期待を抱いて送り出しましたが、やはり重症だったようです。
スーツケースはANA側で破棄して良いかという確認もありました。せっかくスーツケースカバーまで買ったのに…と思いましたが、そのまま処分を依頼することに。粗大ゴミで出す手間と費用が省けたから良しとしました。
補償金は3500円とあり、こちらも了承の手続きをWEB上で行いました。
3月12日
- 補償金の申請フォームのURLが届く
私は銀行振り込みでの補償金受け取りを選択しました。ここで申請フォームに入力すれば、手続きは完了!…のはずでした。
申請がひと段落したことで安心し、銀行情報の入力が済んでいないまま放置していました。
この時ANAから連続で3通メールが届いたのですが、全て目を通してスターマークまでつけていたのに、最後の最後に気が緩んでしまいました。
4月18日
- 手荷物受諾の電話窓口に連絡
忘れたまま日が経過し、「あれ、そういえば補償金まだだっけ?」とふと思い出しました。
3月12日に届いた銀行情報の申請フォームは、有効期限が切れてログインできず、電話で問い合わせることに。事情を伝えると、『新しい申請番号をメールで送るので再申請(銀行情報の入力)してください』と言われました。
4月19日
- 届いた申請サイトにログインできず、また電話
新しい申請番号は届いたのですが、それではログインできず、また電話することに。前日のオペレーターの方とはあまり話が嚙み合っていなかったので、状況が正しく伝わっていないかと心配しました。電話窓口は土日もやっていて助かりました!
システムのエラーだったようで、その後エラー修正された申請サイトのURLが届きました。
- 銀行情報を入力し、即入金
届いたメールのURLより銀行情報を入力すると、数分後には入金されました。
すぐに申請していればこんなに対応が早かったのに、私が失念していたせいで面倒なことになってしまい反省です。詰めが甘かった…。
補償の詳細
- 振込額:3,500円(名目は「振込サービスANAホシヨウテイキョウ」)
修理は不可と判断されたため、補償金での対応となりました。現金の他にも、電子マネーでの受け取りも選べるようでした!
もし航空会社の方で補償されなかった場合でも
- 出発前に加入した旅行保険
- クレジットカードの付帯保険
などで補償が下りる可能性もあるので、保険の内容を確認してみてください。
教訓まとめ

- 空港を出る前にスーツケースを必ず確認!
私は家に着いてからの補償申請でしたが、空港で申告するよりも補償が下りにくいと言われているようです。また、写真を撮ったり何度もメールのやり取りをするのが少々面倒でした。
早く空港から出たい気持ちはわかりますが、ターンテーブルから預け荷物を受け取ったら、その場で確認するのが一番です!
- 「便名」「搭乗日」「補償番号」は最後までメモ!
この3つの情報は最後の最後まで、毎回入力しました。Eチケットのスクショは、入金が確認できるまで消さない方が良いかと思います!
- 最後の最後まで油断しない!
補償金の申請を忘れてしまったことで、二度の電話と再申請の手間に。メールのやりとりが多い分、うっかり見落とすこともあるので要注意です。
おわりに

以上、ANA国内線でスーツケースが破損した時の、補償手続きの流れでした。
私はこれまで大きなトラブルなく旅行してきたので、今回の破損には本当にびっくりでした。でも、ANAの対応が丁寧で、返信も早くスムーズなやり取りで安心しました。
補償された金額だけでは新しいスーツケースは買えませんが、それでも補償があったのはありがたいことです。
私のこの体験が、どなたかの参考になれば嬉しいです。