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【2025年版】九州旅におすすめ!バス乗り放題の『SUNQパス』徹底ガイド

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国内旅行

こんにちは、Megです。

こちらの記事も、先日行った九州一周旅行についてのブログです。

車の運転が苦手な私は、全て公共交通機関で移動したのですが、その時に『SUNQパス』というバス乗り放題パスを利用しました。

実際に使った日の旅程や、事前に知っておきたかった注意点などもふまえて、SUNQパスを使ったリアルな感想を書いていきます。

※記事内の情報は2025年4月時点のものです。
最新の運賃や運行状況、施設の割引内容などは、事前に各公式サイトでご確認くださいね!

SUNQパスとは?

SUNQパス(サンキューパス)とは、九州と山口県の一部を運行する高速バス・一般路線バスが乗り放題になるお得なフリーパスです。九州内の主なバス会社約40社が参加しています。

SUNQパス(サンキューパス)公式 – 九州7県+下関・長門バス乗り放題乗車券

対象エリアに応じて、以下の全4種類(紙券・デジタル券それぞれあり)があります。

  • 全九州版(3日間)
  • 全九州版(4日間)
  • 北部九州版(3日間)
  • 南部九州版(3日間)

路線バスはもちろん、高速バスやフェリーなどもカバーできたので、車なしで九州旅をしようとしている方は必見です!

高速バスの予約や路線の検索はこちらのサイトで行いました。

高速バスのハイウェイバスドットコム 全国の高速バスを簡単予約

Meg
Meg

私が旅行中に乗ったバスは全て、SUNQパスの対象になっていました。

公共交通機関をメインで旅する人には強い味方ですね!

SUNQパスの買い方

紙券の場合

SUNQパスの紙券は、九州の主要バスターミナル(博多バスターミナル、天神バスセンター、鹿児島中央駅バスセンターなど)、一部のバス事業者窓口で購入できます。

SUNQパス購入と同時に、窓口で高速バスの席予約も可能です。

支払い方法は現金、もしくは窓口によっクレジットカードも利用できます。

バス事業者窓口での購入 | SUNQパス(サンキューパス)公式(JP) – 九州7県+下関・長門バス乗り放題乗車券

Meg
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一部の窓口では、取り扱いのない種類の券もあるようなので、事前に確認しておきましょう!

デジタル券の場合


SUNQパスのデジタル券は、公式サイトから事前に購入できます。画面をスマホで表示するタイプで、紙の受け取り不要です。

支払方法は以下の通りですが、楽天カードとの相性が良くないようで、支払いが通らないことがあると忠告が出ました。

  • クレジットカード
  • Alipay
  • WeChat Pay

スマートフォンでの購入 | SUNQパス(サンキューパス)公式(JP) – 九州7県+下関・長門バス乗り放題乗車券

Meg
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デジタル券は無くす心配もなく、紙券よりも12~15%割安になるので断然オススメです!スマホの充電だけしっかり対策を!

SUNQパス提示で受けられる特典

SUNQパスを提示することで、バス以外でもお得な特典を受けられる施設があります。

• 観光施設の入場料割引
• 宿泊施設の割引やドリンクサービス
• お土産店でのプレゼント or 割引

※特典は時期や施設により異なるため、最新情報は公式サイトまたは特典ガイドブックをチェックしてみて下さい。

SUNQPASS GUIDE BOOK  日本語 Vol.12 | SUNQ PASS INFO

Meg
Meg

こちらの特典も実際に使ってきました!

何に使ったかは、次の旅程のところで!

実際に使った旅程

全15日間九州に滞在していたので、「全九州+下関・長門(4日間)」のSUNQパスを使って旅行をしました。

この日は鹿児島を1日でぐるっと楽しんできました。公共交通機関だけでもかなり満足度の高い旅ができたので、旅程とともにご紹介します!

※比較できるよう、通常の料金も載せておくのでご参考までに。


まずは熊本県からスタートし、高速バスで鹿児島県へ移動しました。

「きりしま号」熊本桜町バスターミナル→天文館 WEB割で3,900円

天文館に到着後、予約していたホテルに荷物を預けて身軽に行動開始!

天文館は鹿児島の繫華街で、高速バスも市バスも停まるので、拠点としてはかなり便利でした。

まずは桜島を目指していきます!

「市バス」天文館→水族館口 230円

バスで港の最寄バス停に向かい、そこから徒歩で桜島フェリー乗り場へ。

「フェリー」桜島フェリーターミナル→桜島港 250円

15分の船旅で桜島へ。名物のやぶ金うどんを船内でいただきました。

桜島港に着き、月詠神社に参拝した後、歩いて溶岩なぎさ公園へ。

ここでは足湯に無料で入れます!どちらを向いても海と山の絶景です。

バスまで時間を潰すのにもってこいでした。

「桜島周遊バス」桜島ビジターセンター→湯之平展望所→桜島港 230円

桜島ビジターセンターから、観光循環バス「サクラジマアイランドビュー」に乗って島内観光。バスはぐんぐんと山を登り、桜島の北岳4合目まで行きました。

桜島の展望所の中で、一番高い位置にあるのが湯之平展望所です。

バスはここで約15分間停車するので、時間内に戻れば同じバスに乗って下山することもできます!もっとゆっくり見たい場合は、30分間隔で運行されている次のバスを利用しましょう。

私もバスの停車中に、運よくモクモクと噴火している様子が見えました。

「フェリー」桜島港→桜島フェリーターミナル 250円

桜島の有名な観光スポットである、埋没鳥居にも足を運びたかったのですが、バスの本数が少なかったため諦めました。バスは実質無料でも時は金なりです。

ちなみに今回の旅程には入っていませんが、

  • 桜島フェリーターミナルのそばの「かごしま水族館」
  • 桜島内の「桜島マグマ温泉」

でもSUNQパス提示で受けられる割引がありました!

「市バス」水族館口→天文館 230円

午後になり、桜島からフェリーとバスで天文館へ戻ってきました。まだホテルのチェックインまで時間があるので、食べ歩きグルメを楽しみました。


天文館周辺には、鹿児島名物しろくまや桜島火山もなか、蒸氣屋の焼きどうなつなど、SNSでも話題のグルメスポットが豊富です!

こちらはしろくまの元祖、天文館むじゃきというお店でいただきました。トッピングのレーズンとチェリーで、上から見るとしろくまの顔になっていると説明してくださいました。

「市バス」天文館→加治屋町 230円

お腹が満たされたらバスと徒歩で移動し、夕方から維新ふるさと館へ。

https://ishinfurusatokan.info

こちらでは、SUNQパスを提示すると割引が受けられました!

入館料:

通常300円→SUNQパス提示で240円

明治維新に関する展示が充実している維新ふるさと館ですが、歴史好きじゃなくてもすっごく面白かったです!!

入館料に見合わない程の凝った内容でした。300円でも申し訳ないくらいです。

特にこちらの「維新体感ホール」には絶対に足を運んでみてほしいです。

ドラマ仕立てで分かりやすく、飽きずに楽しく学べます。内容は2作品あり、どちらも良かったです。特に薩摩スチューデントの回は激アツでした。

Meg
Meg

鹿児島の子供たちは、こんなに素晴らしい施設で歴史を学べるなんて羨ましいと思ったほどです。

鹿児島に行かれる方には激推ししたい!!

あまりに維新ふるさと館に感激してしまったので、その足で「若き薩摩の群像」も歩いて見学。

鹿児島中央駅の前にある銅像で、日本の近代化に貢献した青年達を讃えています。

鹿児島中央駅 → 天文館 230円

最後は天文館のホテルへ戻って1日終了。

というような旅程で過ごしました。

SUNQパスを活用した旅程まとめ

  • 熊本から鹿児島までの高速バス
  • 鹿児島市内の市バス
  • 桜島フェリー往復
  • 桜島アイランドビュー(観光バス)
  • 維新ふるさと館の入館料割引(SUNQパス提示特典)

この旅程で、上記すべてがSUNQパスの対象でした。移動手段を複数組み合わせる日ほど、SUNQパスのコスパがグッと上がります

この日の内容だけなら南九州版でも十分だったのですが、他の日に距離の長い移動があったり、日数をかけて移動したりしたために、私は全九州の4日間のパスを利用しました。

Meg
Meg

事前にしっかり計画を立てると、ムダなく活用できます!

私は行き当たりばったりで逆に損してしまいました。その話は、次の注意点で!

実際に使ってわかった注意点

使ってみて「ここは事前に知っておきたかった!」と感じた注意点やコツをまとめました。

バスの座席を予約する時

まず最初に戸惑ったのが、「予約が必須の高速バスを、SUNQパスで支払いたい時」にどうしたらいいのか、ということでした。

というのも、高速バスの予約画面に進み、支払いの選択をする際に「通常料金」と「WEB割引」という項目しかなかったからです。路線によってはここに「SUNQパス」という項目が出てくるので、その場合はそちらを選びましょう。(SUNQパス利用開始前でも、予約は可能です。)

もし「SUNQパス」の選択肢が無ければ、「通常料金」と「WEB割引」のどちらを選んでも大丈夫です。

そして支払い方法で「車内決済」や「現地決済」を選択し、当日にバスの運転手さんや係員さんにSUNQパスを提示すればOKです!

高速バス座席の予約 | SUNQパス(サンキューパス)公式(JP) – 九州7県+下関・長門バス乗り放題乗車券

整理券を取る必要はある?

整理券は毎回取るのかどうか、これも最初に戸惑ったことのひとつでした。

SUNQパス公式サイトのFAQには、「整理券をお取り下さい」とあります。整理券が発行されるバスを利用する際は、取るのを忘れないように、そして降車まで無くさないようにしましょう。

紙券とデジタル券の違いに注意

そもそも紙券とデジタル券では、料金が結構違います!

デジタル券の方が割安なので、スマホお持ちの方はデジタル券一択だと思います!

さらに有効期限についても違いがあります。紙券は、使用開始日から連続した日数のみ有効です。途中で使わない日があっても、期間はカウントされ続けます。

一方で、連続する日程で使わない人にはデジタル券の方が便利です!

3日券は利用開始日から5日間のうち3日を、4日券は利用開始日から7日間のうち4日を選んで利用できます。

Meg
Meg

毎日大移動をするわけではなかったので、実際に私も飛び飛びで利用しました!

帰り方面のバス乗り場を確認

不慣れな土地のバスは少々トリッキーなことも。帰り方面は同じ停留所から戻るのか、道路の反対側にある別の乗り場なのか、場所によってはわかりにくいことも多いです。

行き先に着いたとき、運転手さんに「帰りのバスはどこから乗ればいいですか?」と聞いておくのがおすすめです。

SUNQパスを使わない方が安いことも

最強なSUNQパスですが、実はSUNQパスを使うより、普通に運賃を払った方が安くなるケースもあります。私も実際にそのようなケースがあったので、詳しく説明します。

バスの本数が少ない時

都心や観光地で賑わっている場所のバス停は本数が多いですが、バスの本数が少ない場所ではSUNQパスの力が発揮できません。

他の交通手段を利用、もしくは歩いた方が早い時もあります。せっかく乗り放題でも、乗るバスが来なければ意味がないですよね。

Meg
Meg

念のため、行きたい場所のバスの時刻表はざっくりでも事前に調べておきましょう。

途中下車せずに直行直帰するだけの時

例えば知覧特攻平和会館に行った日は、合計3時間近くバスに揺られていたのですが、この日のバス代ではSUNQパスの元が取れませんでした。

鹿児島中央駅前→特攻観音入口 

片道1,180円、往復で2,360円

私が購入したSUNQパス(全九州版4日間)は、日割りで1日に3,750円以上乗る日は元が取れる計算です。県内の移動で、途中下車もしないなら、SUNQパスを使わない方が安かったようです。

Meg
Meg

「今日はバス移動が多くて、途中下車もする!バスの本数も十分にある!」という日に使うのが、コスパ的におすすめです!

まとめ

以上、九州のバス乗り放題パス「SUNQパス(サンキューパス)」についてでした。

運転しない人にとってはありがたく、便利なシステムです。県を跨ぐ高速バスは、特にお得に移動できたと思います。

バスにはそれぞれ番号がついているので、グーグルマップがあれば市バスを利用するのも難しくなかったです!

私は電車や路面電車に乗るのも好きなので、SUNQパスの利用期間のバス縛りは少しもどかしくもありましたが、その後の長崎では路面電車1日乗り放題券を買うなど、その土地に合わせて移動手段を選びました。

無駄なく使う計画を立てるのはなかなか難しかったので、まだぜひリベンジしたいです。次に使う時は山口の方まで攻めてみたいですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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