こんにちは、Megです。
先日ふと思い立って、バンクーバーから日本にいる家族に荷物を送ってみました。ポストカードはよく送っていましたが、荷物を送ったのは今回が初めてです。特別送りたい物があったわけではないのですが、あと1年ほど帰国する予定がなく家族が寂しがっているのではないかと思い、送ることにしました。軽い気持ちで手を出しましたが、想像していたより面倒な手続きも多かったので、その際の体験談をシェアしたいと思います。
国際宅急便を送る手順は?
箱を用意する
私はバンクーバーのダイソーで60サイズの箱(271㎜×196㎜×120㎜)を購入しました。2.25ドルでした!
中身を詰める
詰め終わったら箱の重さを測ります。細かく品目を登録する必要があるので、テープで箱を閉じるのは最後の最後にするのがいいと思います。
オンラインで送り状を入力、支払い
国際宅急便オンライン・シッピングのアカウント作成後、住所はもちろん、箱の3辺のサイズと重さ、全ての内容物の詳細を登録します。店舗で紙の送り状を記入することもできるようですが、オンラインなら品目を登録しながら禁制品がないかをチェック出来ます。
箱に伝票番号を記入し、取扱店に持ち込み
送り状を入力完了した際に出る、リファレンスナンバーとトラッキングナンバーを箱にマジックで記入します。
荷物の持ち込みは、私は日本食スーパーのFujiyaに持っていきました。いくつか取扱店があるので、行きやすいところを確認してみてください。
※基本的には荷物を持ち込むお店ではガムテープを貸出していません。あらかじめご自身で用意しましょう。
中に入れたものは?
私の場合は、主にビクトリアやバンフに旅行した際のお土産や、カナダらしいお菓子を詰めました。こう見ると大したものを入れていないのですが、家族の寂しさが少しでも紛れたらと考えて荷造りをしました。お土産程度なら60サイズでも十分でしたし、私はもう少し詰められそうなスペースがありました。
・トートバッグ
・ボールペン
・ケチャップ味とピクルス味のポテトチップス
・メープルキャラメル
・チョコレートバー
・メープル柄の靴下
・リップクリーム
・メラトニン
・ポストカード
荷物の詳細を登録する際に、それぞれの素材や内容量(個数、グラム)、値段などを詳しく入力します。もし禁制品を入力した場合は、その場で送れない旨が表示されるので、梱包する前に試してみることをオススメします。正直、この作業が結構面倒でした。パッキングして封をしてしまうと、内容量などの詳細がわからないので、テープで箱を閉じる前にこの作業をしましょう。
個人的に送れて嬉しかったものは、『メラトニン』というサプリメントです。睡眠の質の向上やアンチエイジングに効果があるらしいです。日本では購入が難しいようですが、カナダでは簡単に手に入ります。私はグミのタイプを送りました。品目を登録する際は、1日当たりの摂取量とパッケージに何錠入っているかまで入力する項目がありました。
本当は歯磨き粉を送りたかったのですが、ホワイトニング効果のあるものは送れないようでした。『なんでサプリメントが送れて歯磨き粉が送れないの?』と思いましたが、買ってしまった分は自分で使いたいと思います。笑
他にもパンケーキミックスや瓶に入ったメープルシロップなどは送れません。詳しい禁制品はこちらをご確認ください。
禁制品リスト (アメリカ・カナダから日本)- Yamato Transport USA (yamatoamerica.com)
いくらかかった?
私の場合は全て送り主負担の支払い方法、60サイズの箱で2キロ弱の重さで、合計84.60ドルでした。内訳としては、60サイズの運賃に燃料サーチャージと手数料が加算されます。燃料サーチャージは1ヶ月ごとに変動、手数料は中に入れた品目に応じて変わります。
日本の宅急便は内容物に関係なく、サイズと重さにより料金が変わります。ですが国際宅急便の場合は、同じサイズの荷物でも全て同じ料金というわけではありません。
届くまでに何日かかった?
基本的には6~10日営業日で届くそうです。
私の場合はバンクーバーで荷物を出してから、埼玉県の実家に届くまで6日かかりました。想像していたよりだいぶ早かったです!また、受け取りの日時もネットから変更できたのがとても便利でした。私の場合は以下のような日程で配達されました。
11/4バンクーバーにて荷受け
11/8羽田空港到着
11/9自宅へ配送
※すべて日本時間換算
このように、トラッキングナンバーを使ってオンライン上で追跡できるので、安心して利用できました。何便の飛行機に乗ったかまではわかりませんが、かなり詳細に確認できます。ちゃんと届くか不安でしたが、日本への到着が確認できた時はホッとしました。
家族によると、外箱も中身も損傷はなく無事に届いたようです!
まとめ
・箱は自分で用意したものでOK
・オンラインで全ての内容物を詳細に申告する
・送れないものに注意
・値段は中に入れたものによって変わる
・トラッキングナンバーでネットから追跡可能
・バンクーバーから埼玉県まで6日かかった
以上がバンクーバーから日本の自宅へ、国際宅急便で荷物を送ってみた際の体験談でした。いかがでしたでしょうか。料金や手順がまとまっているサイトはたくさんありますが、『結局全部込みでいくらなの?』と疑問に思っていたので、自分でやってみてスッキリしました。
荷造りなどに関しては、クロネコヤマトの公式サイトを参考にさせていただきました。
アメリカから日本への国際宅急便 – Yamato Transport USA | Consumer Services (yamatoamerica.com)
個人的な感想としては、送る際の規制が厳しかったり品目を細かく申告するのは正直面倒でした。ですが、追跡もできて一週間もせずに日本の自宅に届いたのは大満足です。基本的な手続きはオンラインで完結しますし、なによりも全て日本語なので安心です。
バンクーバーから日本に荷物を送ろうと考えている方がもしいらっしゃれば、この記事が参考になれば嬉しいです。