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ハローワークに職業訓練校の相談をしに行った話。【ワーホリ帰国後】

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co-op/ワーホリ

こんにちは、Megです。ご無沙汰しております。

早いもので本帰国してから7ヶ月が経とうとしています。一度は職に就いたものの、なんとなく腑抜けのような状態が続き、次の目標が見えないまま時間だけが過ぎていました。

そこで先日ハローワークに行き、前から気になっていた職業訓練校の相談をしてきました!結果としては、今の私には必要ないかもしれないと判断したので、職業訓練校には通わない選択をしました。それでも相談に行って、気持ち的に前進できたと思っています。

Meg
Meg

『混んでいるかな?』『どんな手順で手続きするのかな?』『無職でも怒られないかな?』とマイナスな事を考えて、ハローワークへ行くまでがすごく億劫でした。

同じように腰が重くなってしまっている方もいらっしゃるのではないかと思い、体験をシェアすることにしました。

職業訓練校自体の説明は、調べればいくらでも出てくると思うので割愛します。今回は私がハローワークに実際行ってみて感じたことや、なぜ職業訓練校に通わないことにしたのか、という部分をメインでお伝えしたいと思います。

相談までの流れ

お住まいの市町村のハローワークによって対応や手順が違うかもしれないので、参考程度に読んでいただければと思います。

  • ハローワークの総合窓口(受付)で職業訓練の相談をしたい旨を伝える
  • 求職登録をする
  • 番号札を渡され、窓口が開くのを待つ
  • 職業訓練校についての相談をする
  • 必要であれば申し込み手続きをする

雇用保険(失業保険)の受給資格がある方は、離職票などの必要書類を持参して併せて手続きしましょう。

私は5年以内にハローワークの利用があったので、名前や生年月日などを用紙に記入してデータを調べてもらいました。そこで登録してあるデータを基に、それ以降の職歴の更新、勤務地や給与の希望に変化がないか等を確認されました。初めて行かれる方はもう少し詳しく聞かれると思います。

やはりハローワークはいつ行っても混みがちではありますが、相談の内容によって窓口が分かれているので、私が行った時の職業訓練の窓口はそこまで混雑していませんでした。

相談の内容

まず『どんな講座を受けたいの?』というところから始まり、今までの職歴や目指している職種、必要なスキルと照らし合わせて、それに合う講座を選んでいくという流れでした。

職業訓練は大きく分けて以下の2つがあります。

  • 求職者支援訓練
  • 公共職業訓練

【求職者支援訓練】は、社会人経験が少ない若い世代などがビジネスマナーなどを基礎から学べる訓練で、【公共職業訓練】は社会人経験がある人がスキルを身につける訓練とのことでした。

よって、私のようなワーホリ帰国後のアラサー世代は【公共職業訓練】のをすすめられるのではないかと思います。インターネット等で確認する場合には、参考にしてみてください。

通わないことにした理由

担当の方はゆっくり話を聞いて下さって、説明も丁寧でわかりやすく、質問もしやすかったです。ですが、今の私には違うかも?と思ったので、その理由を挙げてみます。

一度だけという縛りがある

私が受けた説明では、職業訓練校は就職を目指すためのものなので、基本的には何度も受けることができないとのことでした。

調べてみると実際に複数回通ったという方もお見かけするのですが、例外的に認められた場合のみ、二回目以降の受講が可能らしいです。

もし受けてみて何か違うと思っても、一度のチャンスを使ってしまうと別の講座に変更することは難しいようです。なんだかワーホリみたいですね…。

ということで、『今ここで使ってしまって後悔しないのか?』ということをもう一度考え直した方が良いという結論に至りました。

やりたい職種を決め、必要なスキルをハッキリさせた上で受けないと後悔するかもしれません。

10万円受給するのは難しい

職業訓練校の魅力的なところと言えば、無料で訓練校に通いながら、さらに月10万円の給付金が受けられる点ではないでしょうか。訓練校に通っている期間は、週20時間以上の仕事はできない決まりがあるので、生活費としてとても助かる制度だと思います。

詳しく支給要件を聞いてみると、世帯全体の収入等、いくつかの要件を満たす必要があります。これは住民登録上の世帯ではなく、一緒に住んでいれば同一世帯とみなされるようなので、なかなか厳しいのではないでしょうか。

さらに休まずに通うことが受講要件なので、休んでしまうと給付金は出ません。もしやむを得ない事情(病欠や冠婚葬祭など)で休む場合、必要書類を提出するなど少し面倒なようです。出席率が足りないと強制退校になってしまいます。

ちなみに一定の条件を満たせば、失業保険をもらいながら職業訓練を受けることも可能です。ご自身が当てはまるかどうかは、お近くのハローワークでお問い合わせください。

締切が早く、併願ができない

職業訓練校の申し込みの締切は、基本的に開講の2ヶ月前です。申し込み後に面接を含む選考期間があります。また事前に見学会の日程が設けられているところもあるので、早めの行動が吉です。

私の場合4月末に行きましたが、大型連休を挟む関係で、当日に書類の提出をしてギリギリ6月スタートの講座に間に合うような状況でした。

そして他の講座と併願して申し込むことはできません。もし不合格になり他の講座を受けるには、その都度2ヶ月待つことになります。

他にも、テキスト代は自己負担になる点や、訓練期間中はほとんど働けない点、卒業してもすぐ就職できる保証はない点等を考慮すると、計画的にスケジュールを組む必要があると感じました。日程には余裕を持って行動することをオススメします

ちなみに就職が決まった場合は、選考の途中でも訓練校を辞退することが可能だそうです。

関連する職業に就かないといけない

職業訓練校を経て就職をする場合、受講した内容に即した職業に就く必要があるそうです。なんだかこれ、カナダのco-opプログラムでも聞き覚えが…(笑)

私が訓練校に通いたかった理由のひとつとして『未経験の分野に関して、訓練校の段階で自分に合う合わないを判断できるかもしれない』という期待がありました。

残念ながら私の考えとこの方針は合わず、ミスマッチを防ぐためには使えないと判明しました。講座を選ぶ時から慎重に見極めなければなりませんね。

実務経験にはならない

これもco-opプログラムの性質と近いですが、職業訓練校に通った事実があるだけでは、実務経験としてはみなされません

さらに私の希望していた職種の場合は、積極的には職業訓練校をすすめられませんでした。

職員さん
職員さん

職歴からしても、全く出来ないって訳じゃないんじゃない?

自信はないのかもしれないけど、やってみたら意外とできたり、すぐ覚えられたりするんじゃないかな?

会社によってやり方が違うので、基礎知識があることよりも慣れでカバーできる部分が大きいのだと思います。

結果

結果的に職業訓練校には通わないと決めましたが、相談することで客観的な意見を聞けて、前向きな気持ちになれました。

私なりに希望の業界や職種を決めていたつもりなのですが、リサーチ不足やまだ踏み切れないところもあり、職業訓練校の相談をする段階に至ってなかったのかなと思います。

当たり前なのですが、事前にやりたいことをハッキリさせた状態で行くのが良いですし、そこがわからなければ自己分析などの相談からするのが良いと思います。

また職業訓練はあくまで就職のためのものなので、訓練校に通わずに就職可能と判断された人へは、積極的にすすめられるわけではないということも感じました。

まとめ

以上、ハローワークに職業訓練校の相談をしに行った話でした。

今回一番感じたのは、心配し過ぎなくても大丈夫だった!ということです。行くのが嫌すぎて先延ばしにしていたのですが、行ってスッキリしました。

担当して下さった職員さんは人を見ていて、私みたいな打たれ弱い人間には厳しい言い方はしないように感じました。そして否定はせず、背中を押すような方向で話を進めてもらえました。(あくまで主観なのでもちろん運や相性もあると思います)

今回の内容は、お近くのハローワークによって対応が違う可能性もあるので、ご自身で確認しに行かれてみて下さい。ワーホリ帰国後のキャリアで悩んでいる方は一緒に頑張りましょう!

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