こんにちは、Megです。
私がカナダに来てから、日本で1番恋しいものと言えば、真っ先に”湯船”を思い浮かべます。
なんとなく疲れがとれないと、最近湯船に浸かっていないせいかも?とよく感じていました。
日本でも岩盤浴やスーパー銭湯、足湯などに行くのが趣味でした。都内近郊なら、新宿の【テルマー湯】と埼玉県飯能市の【宮沢湖温泉】がお気に入りです!
バンクーバーに来て、雨ばかりで気が塞いでいた時に、『サウナならカナダにもあるかなぁ』と思い調べていたところ、韓国スパがあることを知りました!!
本日はバンクーバーのコキットラムにある、【JJ Family Spa】というスパ施設についてシェアしたいと思います!
チムジルバンとは?
韓国で人気のチムジルバンとは、日本で言う”健康ランド”のような場所です。大浴場、サウナ、岩盤浴、アカスリなどがある温浴施設のことですね。基本的にはタオルや館内着が基本料金に含まれているので、手ぶらで行って楽しむことができます。
韓国でもチムジルバンに行ったことがある私は、バンクーバーで【JJ Family Spa】を見つけて、興奮せずにはいられませんでした!早速、こちらの施設について紹介していきます。
チケットと値段
まず事前にチケットをオンラインで購入していく必要があります。公式サイトの『APPOINTMENT』のところから時間を選び、カード決済でチケットを購入します。
チケット情報 (2023年2月現在)
・朝10時から夕方6時まで、1時間ごとに枠が設けられている
・税込み25ドルで、3時間まで滞在可能
-チケットに含まれるもの-
・フェイスタオル2枚
・ロッカー
・館内着(岩盤浴の際に着るTシャツと短パン)
注意点としては、当日になるとチケットが取れないことがあります!前日までに購入を済ませておくことを強くオススメします。
都内の岩盤浴では時間制限が100分や120分などのところも多く、時間無制限だとこちらの倍近い値段になると思います。事前予約制ということもあり人数制限をしているので、3時間もあれば焦らずに楽しむことができます!かなりコスパが良いですよね?
施設の紹介
大きく分けて、以上2つのゾーンに分かれています。
〇男女別の温浴ゾーン
〇男女共有の岩盤浴ゾーン
(撮影禁止エリアが多いので、館内の写真が少ないです。また、女性側の設備しかわかりかねますが、ご了承くださいませ。)
-男女別の温浴ゾーン-
・ドライサウナ
・スチームサウナ
・水風呂
・ホットタブ
・ソルトルーム
全体的にひとつひとつが小さめでこぢんまりしています。
ホットタブは壁についてるタイマーを回すと、ジャグジーになります。
ソルトルームは、岩盤浴の塩バージョンといった感じです。床に塩の上からマットが敷いてあり、部屋全体が暑いです。ソルトルームでは、岩盤浴着の着用が必須です。また、こちらの部屋だけ場所が少々わかりづらく、ロッカーから浴場に行く途中にあります。
ソルトルーム以外のエリアは水着可ですが、私の感覚では着ていない人の方が多いです。そもそも空いているので、温浴ゾーンではあまり人と会いませんでした。母数が少ないので、『浮いてしまうかも?』と心配する必要はないと思います。
-男女共有の岩盤浴ゾーン-
・アースルーム
・チャコールルーム
・アイスルーム
・ラウンジ
アースルームというのが、いわゆる岩盤浴のお部屋です。元々床にゴザのようなものが敷いてあるので、汗を拭く用のタオルだけ持って入りました。
チャコールルームは、温度的には涼しく、寝転んでリラックスするためのお部屋といったところでしょうか。炭にはいろいろな効能があるようで、壁の至る所に炭が使われ、懐かしいような香りがします。
アイスルームは名前の通り、クールダウンするためのお部屋です。
ラウンジにはテレビがあり、こちらはスマホ可のゾーンになっています。
これらのエリアは男女一緒に入れるので、カップルにも良いと思います。
その他館内設備
浴場内にシャンプーやボディーソープなどは設置されていませんでした。女性更衣室内にも化粧水などはなく、ドライヤーが1台のみ設置されています。(以前はコロナの影響で撤去されていたようですが2022年9月現在復活していました。)
浴場内に水飲み場(ウォーターサーバーというよりは水飲み場)は設置されていますが、紙コップ等はないので水筒持参が良いと思います。
フロントで飲み物の購入も可能です。シッケやボンボンが置いてあるところに韓国を感じますね。
その他、マッサージやエステ、鍼治療も受けられるようです。カフェも併設されていますが、営業していませんでした。
正直な感想
総合的に見ると、コスパが良くて大満足です!
混み合っていないので、3時間では十分すぎるほど満喫できました。私は2回行ったことがありますが、2回とも3時間では時間が余るほどでした!
人によっては、日本の健康ランドを想像して行くと、小さくてがっかりするかもしれません。例えば日本の岩盤浴なら、温度や石が違うものが数種類あるのが普通かと思います。こちらの施設では1種類ですが、私は特に気になりませんでした。あとは日本の温浴施設でよくある”漫画読み放題”のようなものはありません。手持ち無沙汰にならないように、ご自身で本を持っていかれるのも良いかもしれません。
私はなにより、数ヶ月ぶりの湯船に感動して泣きそうになりました。溜まっていた疲れもとれますし、安眠できるので定期的に通いたいと思います!
アクセス
こちらの【JJ Family Spa】があるコキットラムは、スカイトレインのゾーン3に位置しています。私はホームステイがコキットラムのお宅だったので馴染み深い方ではありますが、このスパの存在は知りませんでした。
ミレニアムラインのコキットラムセンター駅からR3のバスで数分です。駅から徒歩でも10分程度です。
施設の正面が道に面していないので、この看板が目印です。
▼公式サイト
まとめ
・前日までに予約(チケットの購入)が必要
・25ドルでタオルや館内着がついて、3時間滞在可能
・水着可エリアもあるが、着ていない人の方が多い
・シャンプーや化粧水は置いていない
・ドライヤーは1台のみ有り
・施設の入り口がわかりづらい
以上が、バンクーバー近郊の韓国スパ施設【JJ Family Spa】でした。カナダでチムジルバンに気軽に行けるなんて、さすが移民の国という感じがしますね。
夏が終わりレインクーバーに入って、野外でのアクティビティが出来ない時の選択肢としてもアリだと思います!疲れが溜まっていると感じたり、安眠出来ていなかったりした時に、試してみてはいかがでしょうか。