こんにちは、Megです。
私はバンクーバーに留学するのが2回目なのですが、『なんでカナダにしたの?』『なんでバンクーバーにしたの?』とよく質問されます。今回は私が留学先としてバンクーバーを選んだ決め手と、実際に来てわかったことをシェアしたいと思います。
1回目の決め手(2014年)
大学2年生から3年生にかけての春休み、2ヶ月間の短期留学でバンクーバーに滞在しました。その時にバンクーバーを選んだ決め手は、大きくわけて3つあります。
小さい頃からの憧れがあった
私の母が社員旅行でカナダに行ったことがあり、小さい頃よく旅行した時の写真を見せられていました。今はもうはっきりどんな写真だったか思い出せませんが、全てがキラキラして見えました。幼いながらに心を奪われたのを覚えています。カリフォルニアやハワイなども行っていたはずなのに、当時の私にはなぜか、カナダが一番魅力的に映りました。『三つ子の魂百まで』ではないですが、当時から私の行きたい場所リストに追加されていたような気がします。
大学の先生がカナディアンだった
大学生になり、ネイティブスピーカーの授業が週4回ありました。1年生の時はカナディアン、2年生の時はブリティッシュの英語に触れました。一般的にはブリティッシュアクセントに憧れる人が多いと思います。私個人的には、カナディアンアクセントがとてもかっこよく聞こえました。(実際には移民の国なので、人によって様々なアクセントがあるのですが)
安全かつ費用が安かった
英語を学ぶ留学先というと、イギリス、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、が他に思いつきますよね。最初に費用の面で選択肢を絞っていくと、カナダはかなりリーズナブルでした。
また海外経験がほぼなかったので、とにかく治安のいい場所を希望していました。ただ、治安が良い=日本人が多いという事実があります。バンクーバーには日本人が多いと聞き、正直避けたい気持ちがありました。実はカナダの都市の写真を見ていて、一番心が惹かれたのは”カルガリー”だったのですが、残念ながら入学日の関係で断念することになりました。
2回目の決め手(2022年)
次は社会人になってから留学を決めた時に、バンクーバーをふたたび選んだ理由を3つ紹介します。
コロナで国境が開いていなかった
一番大きな理由としては、正直これです。希望としては行ったことのない国に行きたかったので、オーストラリアにワーホリを考えていました。が、オーストラリアもニュージーランドも当時は国境が閉まってしまったため、行きやすい場所としてはカナダ以外に選択肢がありませんでした。また、このコロナ禍で仕事を探すにあたって、『全く知らない土地よりも、住んだことがあるバンクーバーなら少し安心かもしれない』という気持ちもありました。
バンクーバーに縁があった
これは1度目の留学の話になるのですが、ある事件をきっかけにバンクーバーが大好きになりました!あろうことかパスポートを無くして絶望していた私に、心優しい方が日本領事館まで届けてくれた、という出来事がありました。その方に大変良くしてもらった思い出があり、『またいつかバンクーバーに行きたいな』と心のどこかでずっと思っていました。今回たまたまお願いしたエージェントがバンクーバー専門だったりと、何かご縁があったと思っています。
BC州ではco-opのインターンが有給だった
co-opプログラムを利用すると決めてから、インターンが有給の州と無給の州があると知りました。バンクーバーのあるBC州ではすべて有給と決められており、そこも大きな決め手でした。
来てみて想像と違ったこと
日本人が多い
これは来る前からある程度の覚悟はしていたのですが、本当に多いです。特にダウンタウンを歩くと、”日本語が聞こえてこない日はない”、というくらいたくさんの留学生や移民の方がいます。これには良い面も悪い面もあるので考え方次第ですが、想像していた”留学”とはギャップがありました。特にコロナ後の留学先としては他に選択肢がなく、ますます日本人が集まりやすくなったと聞きます。
また日本人以外にも、アジア人が全体的に多いです。バンクーバー国際空港は、アジアの空港として映画の撮影で使われる、と聞いたことがありますが納得です。
ホームレスの方が多い
これは少しショッキングなギャップでした。写真で見るバンクーバーの情報には綺麗な部分しか写っていないので、こんなにもホームレスの方が多いとは知りませんでした。日本のホームレスの方とは違い、歩いていると話しかけられるので、最初は怖かったです。バンクーバーは比較的安全とは言われていますが、危険なエリアはもちろんあります。
co-opプログラム
最近流行りの co-opプログラムですが、私は良い部分だけを鵜吞みにしてしまい、想像とは違ったかなと思っています。学校によってもルールが違うので、学校を決めた時点で詳しく調べておくべきだったと少し反省しています。これについては以下の記事で詳しく書いています。
co-op留学のリアル。メリット・デメリットぶっちゃけます! | HSS型HSPアラサー女の海外生活 (hsshsp-meg.blog)
【co-op留学体験談】co-opを終えてのリアルな感想。 | HSS型HSPアラサー女の海外生活 (hsshsp-meg.blog)
来てみて良かったこと
アジア系の食品が手に入りやすい
アジア人が多いバンクーバーの利点として、食品に困ることはまずないです。日本や中国、韓国のレストランやスーパーマーケットがたくさんあります。少し値は張りますが、日本で売っているものと全く同じものが手に入ります。寿司はどこでも売ってますし、納豆やみそ汁が恋しくなっても大丈夫です!
自然が豊か
私はずっと海派の人間だと思っていたのですが、カナダに来てから山も素敵と思うようになりました。バンクーバーは、ビルとビルの合間から海と山が見える、都市と自然の融合を感じられる場所です。ハイキングコースや湖、広大な公園が住宅街の近くにたくさんあり、お散歩好きな人にはたまらないはずです!
平日は放課後にビーチに行って夕陽を見たり、休日はハイキングをしたり、毎日自然に囲まれて過ごしています。それでいて程よく都会なので、住みやすいです。足を延ばせば、壮大なカナディアンロッキーにも行くことができます。
近隣の国に観光しやすい
バンクーバーからはシアトルがめちゃくちゃ近いです。陸続きなので車で数時間で簡単に行くことができます。また、NYやLAなどのアメリカの都市や、南米にも気軽に旅行できます。日本から行くよりもだいぶ時間もお金も節約できるので、アメリカ大陸を旅行してみたい人にとってはオススメです。
まとめ
以上が私がバンクーバーを留学先として選んだ理由とその結果でした!あと付け加えるとするなら、今年はレインクーバーがとても長く、雨で気が滅入ることが多かったです。でも総じて住みやすくいい街だと思います!迷っている方の参考になれば幸いです。
バンクーバーの雨についてはこちらの記事もご参考になれば幸いです。
コメント