こんにちは、Megです。
今回は私がカフェで働いていた時にやらかしたエピソードをシェアしたいと思います(笑)なんでこんなことを思い立ったかと言うと、仕事で失敗してへこんでいる方って意外と多いと思うんです。とくにカナダでの仕事となれば、言語でも文化でも様々な障害にぶつかると思います。私もとても真剣に働いていたのにポンコツすぎて、当時は毎日へこんでいました。
ただ、今となればどれも笑い話です(オーナーには申し訳ないですが笑)。こんなにどんくさいダメダメな奴でも、慣れたらある程度は使えるようになったよ、と思いながら書いています。今もし悩んでいる方がいらっしゃったら、私の失敗談で元気を出してもらえたら嬉しいです。
カフェなのにコーヒー出せない事件
忙しいを理由にしてはいけないのですが、私のカフェは毎日戦いのように忙しかったんです。特に朝は行列が絶え間なく出来ていて、それなのに2人で全ての業務をまわしていました。
その時私がレジを、もう1人がドリンクを作っていました。ホットコーヒーだけはレジをやっている私が担当していました。毎回注ぐたびに確認して、残量が少なくなってきたらコーヒーを淹れなければいけないのですが、そこまで気が回らず残量がゼロに(泣)しかも同じ日に2回連続で…。
一度コーヒーを淹れるのには数分かかるので、その間はコーヒーが売れませんでした。これは意外と、新人ならみんなが通る道だと思っています。カフェなのであってはならないのですが(笑)
ロッキーロードバー事件
私のカフェではロッキーロードバーという、チョコレートとマシュマロでできたスイーツを販売しています。通常は冷蔵庫に保管されているのですが、たまに購入したお客様に『少し温めてもらえる?』と依頼を受けることがあります。
その日も温めをお願いされたので、ロッキーロードバーを紙袋ごと電子レンジに入れました。入れる前はカッチカチだったので20秒のボタンを選んだところ、20秒後にはロッキーロードが紙袋の中で形をなくしてドロドロになっていました(笑)
幸いだったのはロッキーロードバーの在庫がまだあったことです。さっきのが最後の1個だったらどうしようかと思いました(笑)この後からはレンジをかけるのが怖くなり、慎重に5秒ずつ様子を見ながら温めました。こちらの電子レンジは強いのですが、5秒では足りず、10秒でも足りず、20秒ではやりずぎ、と加減が難しいです。
ちなみに最後の1個を袋に入れようとして床に落としたこともあります。絶望しました(笑)
早朝に爆音サイレン事件
私のカフェは夜に店を閉めてから朝のシフトまで防犯対策をしていました。詳しいことは伏せますが、出勤してスタッフそれぞれが持っている暗証番号を入力しないと、サイレンが鳴るというシステムでした。その日の朝1番に出社した人がやるのですが、慣れていないころ私は自分の暗証番号と違う番号を押してしまい、その場に爆音でサイレンが鳴り響きました(笑)
顔見知りのセキュリティの方にも心配の眼差しで見られ、早く止めなきゃとパニックに。そういえば止め方知らないと思考停止。冷静になって正しい暗証番号を押し直したら音が鳴り止みました(泣)カメラで一部始終を見ていたであろうオーナーにも、後から出社してきた際に『今朝何があったの?』と、からかわれました(笑)
4リットルの牛乳をこぼした事件
店内に置いておけない分の在庫を倉庫に保管していて、朝夕のシフトで取りに行ったり仕舞ったりするという業務があります。牛乳に関しては4リットルのボトルで納品され、1日に10個以上消費するのが普通でした。
倉庫で牛乳を冷蔵庫に仕舞っていた時のことです。倉庫内は狭いので台車を置けず、台車から冷蔵庫までの少し距離を、両手に牛乳を持って運んでいました。最大何個まで持てるだろうと、片手で3個の牛乳を持とうとしたら手が滑って1個落としてしまいました。落とした衝撃で容器が割れてしまい、4リットルの半分くらいが床にこぼれました(泣)
前述の通り、私がこの作業をしている間にも、もう一人はワンオペでカフェに立ってくれています。『早く終わせて戻らなきゃ』と思って、無茶をしたのが裏目に出ました。なんなら片付けるのに通常より時間がかかってしまいました(泣)
中国語事件
カフェでオーダーを取っていると、中国語しか話さないお客様にあたることがしばしばあります。英語を話せる方でも、私の顔を見ていきなり中国語で話しかけてくることが続いていました。外見で勝手に中国人と判断され、いきなり中国語で話しかけられるのは正直気分のいいものではありません。
連日、中国語で話しかけられることが立て続けにあり、何度目かわからない中国語に『またか…』とうんざりしながら『I don’t speak Chinese』と強めに言ったら、『I’m speaking English!!』と怒られました。よく聞いたらアクセントの強い英語でした(泣)
その方こそ、とても不愉快だったと思います。外見で勝手に判断したのは私も同じだったと反省しました。
早朝すぎて出勤できない事件
私の家から勤務先のカフェはとても近く、徒歩10分程度でした。基本的には歩いて通勤していたのですが、疲れている時や面倒な時だけスカイトレインを1駅乗って通勤していました。
その日は雨が降っていたため、歩くのが面倒でスカイトレインで行くことにしました。通常は3分おきくらいに電車が来るのですが、駅まで行くと次の電車が25分後と書いてありました。そこでその日が土曜日だということに気付きました。土曜日の朝はダウンタウン行きの電車はあるのですが、反対の電車は7時過ぎまでありません。
という訳で仕方なく歩いて出勤したのですが、結果遅刻しました。歩くのが面倒で駅まで行ったのに、無駄に家から駅を往復することになりました(笑)
まとめ
以上、カフェ働いていた時の失敗談でした。私のポンコツぶりはいかがでしたでしょうか(笑)正直覚えていないことやここに書くまでもないことを含めたら、ミスなんて数えきれないほどしています。
『こんなに忙しい職場は向いてないかも。もっとゆっくりしたカフェを選ぶんだった。』とよく後悔していましたが、続けていたら慣れるんですよね。忙しい環境を知っているからこそ、業務のスピードは上がりましたし、忙しさに対応できると楽しいとまで思えるようになりました。
私が慣れたと言えるようになったのは、働き始めて半年を過ぎた頃だったかと思います。私の後に何人も新人さんが入ってきたのを見ていますが、私が一番ポンコツだったと思います(笑)でも続けていけば確実に出来ることは増えていきます。こんなポンコツでも、辞める時には『いつ帰ってきてもあなたのポジションはあるからね』とオーナーから言ってもらえました。
海外で働くって大変ですよね。日本で働くのだって大変なのに。仕事が上手くいかなくて気分が落ちている方に、こんな私の失敗談が届いたら嬉しいです。
ちなみに、ハウスキーパー時代の失敗談も書いています。
【失敗談】私が仕事でやらかした話!ハウスキーパー編 | HSS型HSPアラサー女の海外生活 (hsshsp-meg.blog)
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